情緒あふれるマナーハウスや教会が、ヨロイネン音楽祭のコンサート独特の雰囲気を醸し出します。その多彩なプログラムには、珠玉の室内楽から子供向けのイベント、ファクトリーホールで行われるロックコンサートまでが含まれます。また、カラオケオペラのフィンランド選手権もそのプログラムのひとつです。
指揮者ヴァレリー・ゲルギエフ(Valeri Gergijev)が世界に名高いマリインスキー劇場のオーケストラとソリストをまた来夏ミッケリに率いてきます。最初の音楽祭は小さな室内楽イベントとして1992年に開かれました。この音楽祭はそこからフィンランドの夏を飾るクラシック音楽の重要なイベントの一つに発展していったのです。
オルガン・フェスティバルには、毎年国内外のオルガン奏者、オーケストラ、コーラスが出演しています。フェスティバル期間中、オルガンは様々なジャンルの音楽を演奏するための楽器になるのです。すでに1973年から、映画、サーカス、ダンス、その他試験的な芸術分野もオルガン音楽と組み合わされてこのフェスティバルを彩ってきました。
カイヌー地方にあるクフモは、7月室内楽と室内楽演奏家の名手たちであふれます。巧みに組まれたプログラム、独特のコンサート、自然の美しさ、白夜、これらすべてが私たちの五感を開放して感動を呼び覚ましてくれるのです。